ロードスター・パーティレースを走ってみて

2024.06.07

そういえば今回、装備品の検査時に持って行ったレーシングスーツの使用期限が切れていることが判明した。車検委員から「代わりのスーツはありますか?」と聞かれ、「家にあります」と答えたら「家じゃだめだなあ」と。さて困った。

するとU選手が「オレのスペアがありますよ」と貸してくれて、それで走れることとなった。少し大きかったが、これがなかったら出られなかった。感謝。

ガソリンの量についても悩んでしまったことのひとつだ。いつもはギリギリ走行できるだけを入れるが、ロードスター・パーティレースは車両+ドライバー+ガソリンを足した際の最低重量が設定されており、レース後にガソリンが空っぽでは軽くなりすぎて失格となってしまう。どのぐらいまで入れるべきなのか分からなくて頭を悩まされた。計算が苦手なのだ。

そもそも事前に車両+ドライバーの重さを計測しておかないといけないのだった。僕は結局、適正量を算出できず、ガソリンを多めに入れておいた。ちなみに僕の仲間は、レース終了後たった2kg下回ってしまったため、失格になってしまった。

ロードスター・パーティレースって“どんなものなんだろうか?”という興味があって出てみたが、予選は2位のタイム、決勝は19台抜いたものの、ペナルティを受けたこと自体が実力であり(なぜなら他の選手は受けなったのだから)、走行以外にやることや気をめぐらすことが多すぎて、本当に大変だった。よい勉強になったと言える。

やはり僕は自分のステージであるマスターズを頑張ることにしよう。

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